ものすごく気遣わしい夢を見た

更新をほったらかして書くほどのものかと聞かれると、そうでもない
実際に見た夢をもとにしたSSです。一部不適切というかいらない描写はカット、そして一部は描写追加しております
あと相変わらず余計な注釈も入れてます

今回は珍しくほんの少しpspo2iが関係あるかも……?と思ったら前回はがっつりpspo2iだったクッソウ
インフラが終わるその時、何が起こったのか
相変わらず直接pspo2iとは関係ないので、閲覧は自己責任でお願いいたします。
夢なのでやっぱりところどころヘン……夢って不思議だわほんと
インフラ、ロビー。
私は――いや、俺は外の世界でそう呼んでいたようだ。
そうだ、この世界に私は来たことはないが、俺は来たことがある。
ゲームの中のキャラクター、Akとして。

慣れ親しんだ体で来ているからだろうか、俺はこの世界に住んでいた気すらする。
しかし不思議なもので、意識と言えばいいのだろうか。
過去の記憶やら何やらは、「私」と「俺」の両方を持っている。
現実世界での記憶と、グラールでの記憶の両方を。

いつもと違って絢爛な装飾が赤一色に染められたロビーのそこらにちりばめられている。
何かここが普通とは違う特別なロビーなのではないかと直感させる。
そこで頭の中に滑るように入り込んでくる一つの情報。

(今日はインフラが終わる日か)

そう、今日はこの空間が閉ざされる前、最後の一日なのだ。
今日の24時と同時に、この空間は完全に消えてなくなる。
俺はそれを知りながらここに来ていたようだ。
最後という言葉をかみしめながらぼうっと突っ立っていると、ふと後ろから声がかかった。

「Akさん」
「ん……?」

振り返ると、見たこともない女キャストがそこに立っていた。
黒髪を後ろ手に結い、全身を紫のパーツに包んでいるやや長身のキャストだった。
「私」の知らない「プレイヤー」であり、「俺」も見たことのないキャストだ。

「今日は最後の日ですね」
「あ、あー……そうだね」

多分お約束に則れば、今は「こんにちは」とか「こんばんは」とかお決まりのワードが飛び交っているんだろう。
しかし、今俺たちはワードなんかではなく、ちゃんと自分の言葉で語り合っている。
このことに少し驚いたあたり、意識はやや「私」側にあるのかもしれないということをここで認識した。

「終わる前に一つ……お礼が言いたくて」
「お礼?」
「今まで、ありがとうございました。楽しかったです……とても」
「……?」

おかしい。
俺はこの人の事を全く知らない。
声も聞いたことはないし、見た目も忘れたとかそういう類ではなく、本当に見覚えがない。
ただその言葉を聞いた瞬間、どこか懐かしい感覚も心のうちから湧き上がってきた。

「……こちらこそ、どうも」

それだけ言って、俺は突然走り出す。
後ろから呼び止める声が聞こえたが、止まることなくロビーの壁へとぶつかっていった。
すると、何故かロビーの壁をすり抜けて、黒一色に染まった別のロビーへとたどり着いた。
わき目もふらず、今度は右手側の壁にぶつかっていく。
黒い、全く同様の形のロビーを次から次へと走り抜けていく。
何かを探し求めているように。

何度も、何度も同じ形の黒いロビーを抜けて、ようやくたどり着いた。
いつもならここに居るはず、頭の中を駆け巡る考え。
右、左と見回したところで、そいつを見つけた。
いつも通りだ。
ふてぶてしい態度で胡坐をかいて座っている、黒髪長髪のあの男。

「虐者!」

俺は息を切らしながら駆け寄っていく。
虐者はすぐにこちらに気付いたようで、胡坐の姿勢を崩してゆっくりと立ち上がった。

「お前か……何か用か」

虐者と対面して話せていることに興奮を覚えながらも、俺はすぐに口を開いた。
彼に伝えなければならないと思ったこと。

「お前を待ってるやつがいるんだよ」

あの女キャストの言葉を聞いた瞬間溢れた懐かしさ。
彼なら何か知っているのかもしれない。
根拠もない予測だが、確信に近いものがある。
その予測はどうやら当たっていたようで、虐者が何かに気付いたように目を見開いた。

「待ってる……あいつが?」
「そうだよ。赤ロビーで……お前ずっと会いたがってただろ」

記憶が次々と入り込んでくる。
私の知らない記憶、恐らくAkの持っている記憶なのだろう

「俺があいつに会っても、してやれることは何もない。今更どんな言葉をかけてやればいいというんだ」
「でも最後くらい……」

いや、滅多なことは言うものではない。
彼は彼なりに苦しんで答えを出したのだろう。

それにしても、改めて周囲を見回してみると驚くほど静かだ。
走り抜けてきたロビーには誰もいなかったし、今モニターを弄って部屋立ての状況を見てみたが、一つも部屋は立っていなかった。
この空間には、今何人の人がいるのだろう。

ふと寂しさを覚えて、虐者のいる方を振り向くと――

「――?」

いない。
先ほどまで彼は、確かにそこにいた。
いたはずの場所に、いない。
ふと気になって時計を見ると、時刻は24時。

(終わったのか――)

脳内にその言葉が響くと同時に、テレビを消したときのようにあたりが真っ暗闇になった。
驚いて周囲を見渡すが、真っ暗で何もわからない。
自分の手や足など、身体ははっきりと見える。
暗闇というよりは、辺り一面が黒く塗りつぶされていると言った方が近いかもしれない。
そのまま少し前に歩いてみる。
こつん、と今までのロビーと変わらない足音が聞こえてくる。
少し走ってみる。
足音がむなしく何度も響き渡るが、風景は黒のまま、何も変化がない。
いつまでこの状態が続くのか。
ひたすら走り続けるが、進んでいるのか立ち止まっているのかだんだんわからなくなってきた。
いかんせん周りの風景が、全く変わらないのだ。
疲ればかりがたまっていく。
気が狂いそうだ、というより狂っていたのかもしれない。
もう、ただ走ることしか出来なくなっていた。






ここで夢はおしまい
まあ正確にはこの後、「走り続けるAkが写ってるPSPの画面を見ている私」という場面まで行ってから終わりましたが
んー、最後のは独特の怖さがありました
起きて一番気がかりだったのは、キャストが誰だったのかということより、インフラが終わったら中のキャラ達はもしかすると本当にそういう感覚に陥ってしまうのか?ということ
もしそうだとしたら可哀相でなりません

でもあながち間違った表現ではないのかもしれません
殆どの人はオンラインが終わったらこのゲームとはおさらばしてしまうでしょうし……そもそもインフラが終わるまでどの程度人が残っているのか……
そうやって「プレイヤーに触れられなくなったキャラクター」は、本当にああいう空間で過ごしているのかもしれません
(あくまで「かも」ですよ)

逆に、この世界が終わっても別の世界、たとえば私のバヤイは元々創作世界からのワープみたいな感じで扱ってるので、そういう意味ではそこに行かずに済むのかもしれません

まあ色々長くなってしまいましたが、さっくりまとめるとこのゲームをまずはしっかり楽しみたいですね!って
自分のためにも、そして中で生きているキャラクターのためにも
オンラインが終わっても、時々彼らと遊んであげたいと思います



社会人になってもゲームするのかよって……?
コホン。私、実は齢15にして自分の生き方を決めたんです
ちょっと悟るの早いでしょ
ちっぽけな自慢です(別に早くねえよとか言われたら泣く)

その生き方というのは「大人の理性 子供の感性」
感性はいつまでも子供のままでいたいんです
遊びに全力を尽くす無邪気でおバカな子供でありたい
「大人の理性」っていうのは、その感性を出すべきときと出すべきでない時を制御するためのもの
社会人を演じるためのファクターですね
その両方を身につけて、上手いことやっていきたいなと

んああ話がズレた!
まあともかくキャラ達たくさん愛でてあげないとねって話でした!
前向きに元気に、行くぞー!

っつーかさっさと日常更新しろって話だよね、うん
デハデーハ
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