ガールズ座談会

ミラ「……」
レイ「……」
ルーノ(何を話しているんだろう)
クロス「あいつら二人が面と向かって話し合うなんて珍しいな」
ルーノ「……ああ」

来栖「……」
ミラ「……!」
レイ「……?」
ミラ「……」
白刃「……」
ミラ・レイ・来栖「!!!!!!」
白刃「……!」

クロス「増えとる……」

ミラ「時にレイ、お前はルーノと、つ、つっつ、つつつ付き合っているんだろうが、まあ、私は少なくとも、そういう話を聞いたんだが……」
レイ「そうだよ」
ミラ「!!!!!!!!!!!!!!!!」



レイ「嘘だよー確かに好きだけどさー!」
レイ「お前のそういうオーバーリアクションの顔って一々面白いからさ!」パシャパシャ
ミラ「……お前、明日ただで目を覚ませると思うなよ」
ミラ「まあしかし、そういう意味ではあれか……」
ミラ「まだルーノは……その、なんだ。誰かと正式に付き合ってるわけではない……そうだな?」
レイ「いやアタシのもんだけど?」
ミラ「なんでだよ!!!!!!」
レイ「バカいっちゃいかんぜよ……ルーノはアタシが助けたんだぜ?」
レイ「ルーノはシャイだから未だに言い出せてないだろうけど、きっとアタシのことが気になってるに違いないんだから」
レイ「まあ、そのなんだ、無駄な抵抗はやめたまえ!って感じ?」
ミラ「ぶっとばすぞ!!」

ミラ「フン!大体、ルーノは本当にそう思ってるのか?実際にルーノからそうやって聞いたのか?」
レイ「だから、ルーノはシャイだから言わないんだって」
ミラ「レイがその、こ、告白なりなんなりの、アレ、そういったシチュエーションにもっていかなきゃ」
ミラ「そんな雑談がてらに話せるような内容でもないだろ」
レイ「したよ?告白。オマエしないの?」
ミラ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
レイ「……」パシャ
ミラ「撮るな!!!!」

ミラ「い、いいいいつ!?言ったのか!?本当にルーノに!???!?」
レイ「うん!もうずいぶん前だぜ?」
ミラ「ずいぶん前えええええ!?その時ルーノは、ルーノはなんていったんだ言ええええええ!!!!」
レイ「自分の気持ちが分からないって言われた」
ミラ「なんだ保留かよかった」
レイ「つまりアタシがキープしてるってことで、手だししたらぶっ殺すからね」
ミラ「ぐぐぐぐぐ……!!!!」

レイ「アッハハハ!冗談だよジョーダン!」
ミラ「ううう……」
レイ「いやーほんとおもしろいな、ミラって」
ミラ「うるさい!年下の分際でからかうな!」
レイ「……」パシャ
ミラ「撮るな!!!!!!!!!!!!!」
レイ「これルーノに送ったら、好感度アップじゃないの?中々可愛く写ってるぜ」
ミラ「はああああああ!?送るな!今すぐ消せ、そんなものおおおお!」
レイ「うるせーなー、女のアタシがかわいいと思うんだから男なんかイチコロだって絶対」
ミラ「き、き、き、き、き……!!
レイ「うるせーなー奇声なんか発しちゃってどーしたんだよ」
ミラ「きっさまー!!!!」
レイ「おっと!」
ミラ「お・の・れ・ちょ・こ・ま・か・と~~~!!!」
レイ「あーらよっと!」
ミラ「消せーーー!今すぐ消せーーー!さもなくば貴様のハラワタ掻っ捌いて直接画像削除してくれるわー!!!」
レイ「画像はアタシの腹の中には保存されてねーよ」
ミラ「大体な!何を勘違いしているのか知らないけど、私はアイツのことを好きなわけじゃない!!」
レイ「じゃあなんでそんなに必死になるんだよ」
ミラ「うるっさい!貴様そこを動くなあああー!!!!!」
レイ「あらよっと」
ミラ「へぶ!!!」ゴォン
レイ「あらら……」

ミラ「はあ……もう……」
レイ「それはさておきさー、ミラは考え方がだめだよ。女子にあるまじき戦略だよ」
ミラ「アルマジロ戦略……?」
レイ「良いキャラ持ってんじゃん」
ミラ「で、私の考えの何がダメだって」
レイ「アタシが付き合ってようとなかろうとさ、好きならぶつかれよ!!真正面から!」
レイ「そんなもんで諦める程度の恋なら最初からすんな!!」
ミラ「ぐ……!!」
レイ「っつってもアタシがそんなの許さないけどねー。ルーノにアタックしてるところ発見したら首ねじ切るからそこんとこよろしく」
ミラ「真顔で理不尽かつ恐ろしいことを言うな……!」

レイ「っていうかルーノはそのくらい尊いわけ。生半可な気持ちでチャレンジしてほしくない。わかる?」
ミラ「尊いって……」
レイ「とにかく底抜けのお人好しでさ……つらいときは優しくしてくれるし、でも優しすぎるから守ってあげたくなっちゃうし……」
レイ「まあ、アタシの求めてきた理想像の彼氏って感じ!」
ミラ(言わんとしてることはわからんでもないけど、なんか言ってることが……クズっぽいぞ……)
レイ「で、実際お前もルーノが好きなんだろ?」
ミラ「い、いや私は……だから、その……」
レイ「いや、ぶっちゃけもうバレバレだから。あえて聞いてみてるだけ」
ミラ「うぐ……」
ミラ「……しかし」
ミラ「正直なところ、本当にどうかはわからない……」」
レイ「え?」
ミラ「ただ……なんとなく一緒にいたいな、とは……思う……」
ミラ「それが友達としてなのか……その、そういう、仲としてなのか……それは、まだわからないんだ……」
ミラ「どれだけ考えても、答えが出ない……」
レイ「……チッ、知らねーよ。てめーのパンツの柄が悪いんじゃねーの」
ミラ「関係無いにも程がある!!!!!」



来栖「はーっ……飲み物飲み物」
レイ「お!筋トレ終わったか筋トレ女ー!」
来栖「……」
レイ「無視すんなよ来栖ー」
来栖「名前で呼ばれりゃ無視はしない。その訳の分からんあだ名呼びは止めた方が身のためだと思うがな」
レイ「あのさー、虐者ってヤツとルーノって似てるんだろ?来栖はルーノのことどう思う?」
来栖「……似てるのは見た目だけだ。私はああいう男の腐ったような性格のようなやつは苦手だな」
ミラ「……!」ギン!
来栖「……私がそう思うだけだが」
ミラ「……」スゥ
レイ(コイツわっかりやすうー)

来栖「へえ、お前たちはああいうのがいいのか」
レイ「虐者ってやつは違ったのかよ」
来栖「まあ性格は対極そのものだな」
来栖「奴は強い奴と戦うのが何よりも好きだからな」
レイ「うわー!ルーノじゃ絶対ありえないな……アタシはそういう気持ちすっごいわかるんだけどな」
来栖「私も戦闘狂とまではいかずとも、強い奴に自分の力をぶつけてみたいという気持ちはあるな」
来栖「だから、奴の考えることは今一つ理解できんし、納得いかん」
ミラ「……」
レイ「お前はどうなんだよ」
ミラ「私は戦いそのものが楽しいとは思わないが……」
ミラ「悪そのものみたいなカスを思い切り殴り飛ばしてスカッとする瞬間がたまらなく好きだから、そういう戦いは好きだな」
レイ「ダークヒーローにあこがれちゃったイタい中学生かよ……」
ミラ「一々人聞きが悪い!!!!!」

ミラ「昔からそうだったんだよ……もう名残で治らないんだ」
来栖「まあでも悪い癖ではない、そんなに気に病む必要もないだろう」
レイ「正義感が強いって言うのかねー」
レイ「でもさー、そんなチャームポイント的なのだけでルーノと一緒にいていいと思ってんの?」
来栖(チャームポイント???)
レイ「例えば最終的にルーノと一緒に暮らすってなったときにさ」
レイ「料理できんのかお前」
ミラ「!!!!!」
来栖「全くその通りだ」
ミラ「る、ルーノとととい、いいい、い一緒になんてあ、あわわわ」
レイ「衝撃受けてんのそっちかよ」
ミラ「り、料理は……できない……」
来栖「はあ……困ったものだ」
レイ「お前もえらそうにため息ついてるけど、料理できんのか?節約できんのか?虐者の健康気遣った料理が毎日ふるまえるか?」
来栖「卵かけごはんなら任せておけ、あとカップラーメンも余裕だ」
レイ「メタボ直行だよダボが!!!」



白刃「ご飯ですか?ちょろいですよ」
白刃「ていうか、Talksの家事全般は私一人でやってますからね。私なら今すぐルーノさん兄さんどっちと結婚しても幸せにできる自信しかないですよ」
レイ(手ごわい……!!)
ミラ(ラスボス……!!!)
来栖(知ってた)
白刃「逆に皆さんそんなこともできないのに、意中の人を幸せにできる自信があるなんて随分とまあ自信過剰といいますか、何といいますか……」
レイ「あ゛?」
レイ「ばっか、アタシはその分大変な仕事を一緒に手伝ってやるのさ、共働きってやつ?」
レイ「二人でクエストとか行ったりしてさー……助け助けられ二人で笑って幸せに……」
白刃「そのまま家に帰ってルーノさんが料理作る傍らレイさんはテレビ見ながら寝そべって」
レイ「そうそう、そしてそのままおもむろに白刃にけりを入れまーすこんな具合にオラァッ!!!!」
白刃「ぎゃはあああああッ!!!!!」
来栖「アホの極みだ……」
ミラ「けど、実際問題料理すらできないのは結構致命的だな……女性として」
レイ「お前の場合掃除もできねえしなあ」
来栖「それはお前、自分のことを言ってるのか?一度チラっと見た限りだとどう見てもミラの部屋の方が整頓されてた気がするぞ」
レイ「お前の目玉が汚れてた時に覗いたからそう見えたんだろ」
来栖「……」
レイ「……やるか?」
来栖「……フッ」
来栖「貴様あああああ!!その目玉くりぬいてどっちの目玉が汚れてるかハッキリさせてくれるわ!!!」
レイ「誰の目玉が汚れてるってんだコラア!!!世界キラキラ澄んだ眼ジュニア部門準優勝の栄誉に輝いたアタシの瞳をなめんなよクソッタレの年増ババアが!!」
来栖「言ってろクワガタムシのなりそこないがああああああ!!!」
レイ「てめええええええ!!!ぜってえええええええコロス!!!!!!!!」

白刃「いやあ、あの二人似てますねえ……髪の色が似ているだけあって」
ミラ「いや、髪の色以外はあんまり似ていないと思うんだけど……」
白刃「……ふふ」
ミラ「?」
白刃「ルーノさん大好きなんですね、ミラさん」
ミラ「ぶばふ!?ち、違う!まだわからないんだって!」
白刃「まあたとえそうでも……」
白刃「これから好きになる可能性は、大いにありそうじゃないですか?」
ミラ「………………」
ミラ「………………………………まあ
白刃「お料理、教えましょうか?」
ミラ「ほ、本当か? けど、私なんかにできるようになるかどうか……」
白刃「最初からできる人の方が少ないですよ。 ルーノさんに美味しい料理、食べてもらいたくないですか?」
白刃「好きな人に美味しいって言ってもらえると、すごく心が弾みますよ」
ミラ「……なんか、説得力があるな」
白刃「えへへ、経験談ですからね」
ミラ「……じゃあ、色々と迷惑はかけそうだけど……」
ミラ「時間があるときに、頼んでもいいかな」
白刃「喜んで!」



おしまい



【1週間後の成果おまけ】

クロス「なんだ白刃、最近味付けころころ変わるな?」
ブラッド「うーん今日のはいつにも増して珍味」
レイ「あまっ!!!」
ルーノ「……」
白刃「あはははははあはは……」
ミラ(……味噌汁一品でこれとは、死ぬまでかかりそうだ……)
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