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月刺虐者 vs 鉄仮面の男

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-アークスシップ 管理区-

管理官「……48番でお待ちの方」
虐者「……」
管理官「お待たせしております、以上で手続きの方完了になります。こちら、アークス認可証になります。こちらはあなたをアークスとして認可する大切な証となりますので、紛失には十分ご注意ください。お疲れ様でした」
虐者「……」

虐者(……結局、なってしまったか。アークス)
虐者(まあ仕方があるまい)
虐者(あの偽物野郎との戦い以来、ミラも含めて再戦を挑んでも悉く断られるからな。こうなると退屈極まりない)
虐者(調査区域の怪物程度では退屈凌ぎにもならんだろうが、腹の足しにはなる)
虐者(食いつないでいる間に適当に退屈凌ぎの相手を探せばいいだけだ)
虐者(聞いた話じゃ、ヤツらの所属しているチームリーダーとかいうのもいるんだったな。あの化け物みたいな連中を束ねるんだ、これ以上にないくらい楽しめるだろう)
虐者(……あの偽物野郎が変なことを入れ知恵してなければだが)
虐者「あーーーーーッくそ!!」
虐者「思い出しただけでもムカッ腹が立って仕方がない……!あの偽物野郎めがああ……この俺があんなおとぼけ野郎に後れを取ったなど、未だに信じたくないわ!」
虐者「次に戦うときは確実に仕留めてやるからな……」



-ラスベガス-

白刃「幻創種討伐任務、完了しました!」
クロス『先に戻っててくれ。こっちはもう一仕事あるんでな』
白刃「了解です!」
ブラッド「あーもう、疲れちゃったよ」
ミラ「お前は何もしてないだろうが……」
ブラッド「してたよ!逃げ回るのに必死だったんだからね!」
ミラ「……」
白刃「クロスさん達はもう一仕事残ってるみたいなので、私たちだけ先に引き上げちゃっていいそうです」
ブラッド「よーしそれじゃ帰ろう帰ろう」
ミラ「元気だな全く」
ブラッド「疲れてるよ」
ミラ「そんな風には見えないけどな」
白刃「……あれ?」
ブラッド「どったの白刃ちゃん」
白刃「あそこ……あれって……?」
ミラ「……ッ!?」
ブラッド「……おあーッ!!?」
白刃「!!?」

虐者「あ?」
ミラ「月刺ッ!」
ブラッド「虐者ぁ!」
白刃「兄さん!!」
虐者「…………おい」
虐者「お前ら、なんでこんなところに……」
白刃「ようやく見つけたあ!!」
ブラッド「このクソったれ~!連絡もよこさねえで一人でこの世界を堪能しやがって!きたねーぞコラァ~!」
白刃「1月に一回は必ず連絡するって言ったじゃないですか!!」
虐者「そ、それはすまなかった!だが、ちょっと待て!俺の質問に答えろ!」
虐者「お前ら、どうしてここに……!?」
白刃「だから、兄さんを探しに来たんですよ」
ブラッド「音信不通で帰ってこなかったしねえ」
虐者「Talksはどうした」
白刃「来栖さんが今なんとかやってます」
ブラッド「つまり今どうなっているかは誰も知らない……」
虐者「おいコラァどうなってんだ!!!」
虐者「しかも探しに来たお前らが!!どーーーーしてその女と一緒に行動してるんだ!!!」
白刃「あ、ミラさんですか?」
ブラッド「今の仲間」
虐者「ふざけんなァ!!」
白刃「自分の趣味のために、リーダーなのにチームほったらかして1年間も音信不通で遊び惚けてた人に言われたくないです!」
ブラッド「そうだそうだー」
虐者「ぐ……!」
ミラ「……」
虐者「……!」
虐者「……クク、そんな目で見るなよ。それとも、ここで一戦交えるか?」
虐者「最近、あの偽物野郎と一緒にいる時にばかり会うんだが……逃げるからな、お前」
ミラ「あいにくと、私はアークスでお前は扱いとしては一般人だ。リーダーから、一般人に手出しするなと注意されたんでな」
虐者「それで一緒になって愛の逃避行ってわけだ。あの偽物野郎と」
ミラ「どっちが偽物だ、負けたくせに」
虐者「フン、言ってろ。今にお前共々地べたに磔にしてやる」
白刃「そういえば、ルーノさんと戦ったんでしたっけ」
虐者「だったらなんだ」
白刃「ふふ、強いでしょ」
虐者「何だお前は、どっちの味方だ」
白刃「今はルーノさんと同じチームに所属する身なので、残念ながら兄さんの味方は出来ません」
虐者「何だとぉ……」
白刃「しっかり反省してくださいね。それじゃあ、行きましょうか」
ミラ「ああ」
ブラッド「じゃあねー」
虐者「……」
虐者「……そうはいかんぞ!」
虐者「そっちの二人に用はないが……ミラ・アルタイル!お前さっき、俺に手出しが出来ないのは俺がアークスじゃないからだと言っていたな!」
ミラ「だったらなんだ」
虐者「ククク……これならどうだ!」
ミラ「……!」
白刃「あ、アークス認可証!?」
ブラッド「あの野郎今までアークスでもないのに調査区域で好き勝手暴れてやがったのか……」
白刃「最低……」
ミラ「お前たち今まであんなのと組んでたのか……」
虐者「さーあどうする?」
ミラ「どうするもクソもあるか!叩き潰す!」
白刃「ミラさんちょっと待って!」
ブラッド「ミラちゃんは知らないかもしれないけど、性格がクソな上にアイツは強いから性質が悪いんだよ!」
白刃「こんなことで怪我して、またルーノさんに心配かけるんですか!?」
ミラ「ぐっ……し、しかしなあ!」
白刃「少なくとも、任務とかで体力消耗してないときにした方が……!」
ミラ「うぐぐぐ……!」
虐者「どうした、来ないのか?所詮は偽物ごときにへばりつく金魚の糞とでも言ったところか!」
ミラ「なんだと貴様ァ!」
白刃「抑えて抑えて!」
ブラッド「ったくアイツはいらんことばっかり……?」
ブラッド「……なんだ、アイツ……」
ブラッド「……!?」





暴れるミラを抑える白刃とブラッド。
中々望み通りの展開にならず、ついに虐者は痺れを切らし、アスファルトを蹴った。

「ええいじれったい!どうせやる気なんだろうよ、ならばこちらから行かせてもらおう!」

獲物に襲い掛かる空腹の虎の如く、爛々とその目を輝かせてミラへ走り出す虐者。
両手に大型のナイフを一本ずつ握り、風を切る。

「上等だ!」
「きゃあっ!」
「おわっ!!」

完全に臨戦態勢に入ったミラを、最早抑えつけることは出来ず、白刃とブラッドは思い切り突き飛ばされてしまった。
ミラがアスファルトを蹴って虐者へ向かって弾丸の如く飛び出す。
それとほぼ同時に、二つ事が起きる。
ひとつ、ブラッドの声が虐者とミラの動きを止めた。

「止まれミラっ!鉄仮面の男だ!!」

ふたつ、黄金色に輝く風が、ミラと虐者の間をすり抜ける。
風は地面を深く抉り、石礫が水しぶきの如く、動きを止めた二人に襲い掛かった。

「ちっ……どこの馬鹿だ、興を削いでくれる」

虐者がブラッドの方をふと見ると、自身の背後の上空を眺めているような視線だった。
ゆっくりと振り返ったその先、ジェットコースターに隣接する建物の屋根に、それは立っていた。
白銀に輝く甲冑と鉄仮面に身を包んだ、中世の騎士のような出で立ちの大柄な人物であった。

「あれが……鉄仮面……」

ミラやブラッドが鉄仮面と呼んだその人物は、虐者たちを一人一人確認するようにゆっくりと顔を向けた後、10mはあろうかというその屋根から無造作に飛び降りた。
鉄仮面にはバイザーのようなものが装着されており、目や視線の類は完全に隠されており、中の人物に関する情報は外には一切表れていない。
しかしながら、事前にこの鉄仮面の情報を知っていた、ミラ、ブラッド、白刃の3人の行動は速かった。

「ミラちゃん、白刃ちゃん、何があるか分からねえ!今のうちに逃げるぜ!」
「あ、ああ……!」
「虐者も逃げろ!ソイツはやべーヤツらしいからな!」

元の仲間にもその危険性を告げつつ、3人は撤退していった。
しかし、それを聞いた虐者は逃げる素振りを全く見せない。
寧ろ、怒りの表情をあらわにし、今にも襲い掛からんとしている。

「あとちょっとだったんだがなあ……なあ、おい。どうしてくれるんだ?」
「……」

俯いたまま、明らかに怒りの感情がこもった声色で問い詰める虐者に対し、鉄仮面は何も答えない。
しかし、少しの沈黙の後、その仮面の奥から低い、男の声が聞こえた。

「……月刺虐者」
「!」

思わず顔を上げる虐者。
その目は見開かれており、明らかに驚きを隠せないといった様子であった。

「俺を知っているだと?」
「知っている」

鉄仮面の男は、ゆっくりと背中に背負っていた黄金に輝く両剣を抜き、右手に構えた。

「知っているからこそ止めた」
「何……?」
「その力、私が全て頂こう。 お前はここで死ね」
「……!」

刹那、一陣の風が虐者の顔を撫で、その顔に斜めに大きく傷が入る。
吹き出す鮮血とその痛みに思わず虐者は左手で顔面を抑えた。

「なっ……!?」

立て続けに、身体を捻って放たれる鋭い逆袈裟が虐者を襲う。
舌打ちを打ちながらよろめきつつ後ろに倒れながらなんとか躱すが、鉄仮面は倒れた虐者にすぐさま剣を突き立てた。
虐者はかろうじて横転で躱し、起き上がりざまに足払いで反撃を試みる。
が、固い鎧に守られているせいもあるのか、その身体はまるで大木のごとく微動だにせず、虐者は逆に蹴り飛ばされてしまった。

「ちっ……興を削がれたと思ったが、そうでもないようだ……それどころか、もっと面白い相手に出会えたようだな……」

虐者は顔を抑えていた左手を離し、右手にナイフを、左手に拳銃を構える。

「俺の力を頂くだと?面白い、やれるものならやってみろ」

鉄仮面の男は、先ほど同様素早く身体を捻り、両剣を回転させながらの逆袈裟斬りを仕掛けたが、虐者のナイフであっさりと止められた。

「一流に同じ手が二度も通用するかよ」

虐者は身体を密着させ、鉄山靠で鉄仮面の男を吹き飛ばし、左手の拳銃の照準を鉄仮面の男の左脚に合わせ、トリガーを引く。
銃口が火を噴くと同時に、鉄仮面の男は両剣を回転させ、発射された弾丸を両断した。
両剣はしばらく回転させられた後、鉄仮面の男の頭上でピタリと止まった後、右手へと移る。
鉄仮面の男は、やり投げのように両剣を構え、虐者に向かって一閃投げつけた。
投げつけられた両剣を、身体を横にそらして皮一枚で避ける虐者。
虐者の反射神経をもってしても、間一髪ギリギリのところで避けられる程度のスピードで投げられた両剣は、虐者の背後のビルの壁に巨大なヒビを入れながら深々と突き刺さった。

鉄仮面の男は、素早く飛び上がり、虐者に向かって飛び蹴りを放つ。
虐者は伸びた右脚をつかみ一本背負いの要領で地面へ向かって叩きつけるように鉄仮面の男を投げ飛ばしたが、鉄仮面の男は両手を地に着き、身体を捻りつつ跳ねて後退し、壁に刺さった両剣の側へ着地する。
徐に両剣を壁から抜き取り、右手に構えて再び虐者へ向かって剣を振りかざす。
巧みな剣さばきは的確かつ素早く、人体の急所に向かって次々と襲い掛かる。
虐者は短剣一つで鮮やかにそれを捌ききっているものの、逆に言えばそれが限界であり、防戦一方となっていた。

(身体能力も剣の技術も一流か)

鉄仮面の男は両剣を一瞬手放し、次の瞬間それを蹴り上げた。
流石に予想外の動きだったのか、蹴り上げられて回転しながら打ちあがる両剣の刃が、虐者の顔面を再びかすめた。
しかし、その大きな動きの隙を虐者も見逃さなかった。
虐者は地面が抉れるほどの踏み込みと共に回転し、強烈な後ろ回し蹴りを放った。

「ぐおっ……!」

たまらず後ろへ数mほど吹き飛ばされた鉄仮面の男に、虐者は更に銃弾を3発見舞う。
鉄仮面の男は後ろへ飛び退き銃弾を躱すが、最後に放たれた1発が左脚に命中する。
弾丸は固い鎧を完全に貫通し、鎧に一筋の赤い線がゆっくりと描かれた。
直後、鉄仮面の男の目の前に、蹴り上げられた両剣が突き刺さった。

「……」
「さて、一つ追い詰めたぞ」

してやったりといった表情の虐者に、仮面の男は低い声で笑い出した。

「……なるほど、なるほどな」
「ああ?」
「これだけの力を持っていれば……なるほど、人を殺すのには不自由はしなかったことだろう」
「!!」

表情を一変させ、驚愕する虐者。

「貴様……何者だ!? 俺の何を、どこまで知っている……!」
「天網恢恢疎にして漏らさず」
「その仮面を取れ!」

虐者は鉄仮面に向けて発砲したが、鉄仮面の男は一瞬で虐者の懐へ詰め寄り、肘鉄を腹へ入れた。

「ちッ……!」

歯を食いしばってダメージに耐え、すかさず右手のナイフを振り下ろす虐者だったが、鉄仮面の男はさらに体勢を低くし、ナイフが届くよりも先に虐者へ足払いをかけた。
攻撃に意識が向いた虐者は脚を取られ、宙へ浮く。

(しまッ……俺としたことが……!)
「滅べ」
「ぬわあああっ!」

鉄仮面の男は虐者に向かって両剣を突き立てたが、虐者はブレイクダンスのような動きで足を振り回し、両剣を蹴り弾く。

「あっぶね……!」

しかし、それにも怯むことなく再び鉄仮面の男は虐者へ向かって猛烈な攻めを繰り出す。
先程よりもさらに苛烈な攻撃の前に、いよいよ虐者は防ぐのに手いっぱいになり、ついには捌ききれなくなり始める。
襲い掛かる二つの刃が虐者の皮膚をかすめていく。

(まずいなこりゃ……攻撃は見えちゃいるんだが……速すぎて身体が追いつかん!)

虐者は、一か八か、と覚悟を固め、相打ち覚悟で右手のナイフを頭、すなわち鉄仮面目掛けて勢い良く突き出した。
すると、鉄仮面の男は一転して攻撃を止め、大きく後退して距離を取った。

(ヤケクソながら読みは当たったか……)
「貴様、やはりというかなんというか、余程正体をバラされたくないらしいな」
「……」

虐者は拳銃を構え、鉄仮面の頭部へと照準を合わせ、そのまま後退し始めた。

(……今日のところは一先ず撤退だな)
(このまま限界までやりあえば、勝てるか負けるかわからん。正直コイツはそのくらいの強さだ)
(おまけにコイツは俺を確実に殺すつもりだ)
(俺の過去のことを知っているようなのもまた不気味……俺の過去のことを知っている人間など、少なくともこの世界にはそうはいないはずだ。 おかげでコイツの正体にも皆目見当がつかん)
(正直を言えばとことんやり合いたいところだが……死ぬわけにはいかないからな)

二人の距離はかなり空いたが、虐者の逃げようとする雰囲気を感じ取ったのか、鉄仮面の男は虐者へ向かって走り出した。
それを見て虐者は空高くへ跳躍し、屋根から屋根を伝って空へと跳び上がった。
が、鉄仮面の男はそれよりも速く虐者のさらに上へ先回りし、虐者へ向かって蹴りを放った。
蹴りは防いだものの、蹴りを食らってことによって虐者は勢いを失い、鉄仮面の男と共に落下する。

(コイツは……!)
「言ったはずだ。 その力は私が全て頂く。 お前はここで死ね」
「ふざけろ!」

鉄仮面の男は空中にもかかわらず、器用に身体を回転させ、目にもとまらぬ速さで突きを一閃する。
が、虐者も同様に空中で身体を捻り、突きを躱しながら鉄仮面の男の頭部へ回し蹴りを当てる。
さらにそのまま両脚で鉄仮面の男の首を挟み、縦に回転してそのまま地面へ向かって放り投げた。

鉄仮面の男は地面に強く叩きつけられ、虐者はくるりと回転しながら受け身を取って着地した。

「……まあ、死なんだろうこの程度じゃあ」

虐者のその言葉通り、鉄仮面の男はゆっくりと立ち上がり、何事もなかったかのように再び両剣を構える。

(くそッ……あの鎧のせいでダメージがあるんだかないんだかよくわからんな……!)
「……!」
(目に血が入って見づらいし、コンディションはかなり悪いな……全く)
「……ちっ」

鉄仮面の男は一つ舌打ちをしたかと思うと、突如踵を返し、虐者に背を向けて走っていった。

「なっ……おい、待てコラ!」

虐者の静止に立ち止まることもなく、そのまま高く跳び上がり、屋根から屋根を伝って男は姿を消した。




虐者「おいおい……何なんだ一体、訳が分からんな」
レイ「あ、いた!クロス!ルーノ!こっちこっち!」
レイ「やっぱりこっちに戦ってる奴が……え?」
クロス「いたのか!」
ルーノ「……!」
レイ「えっ……!? そっくり!!」
虐者「やかましい!ソイツと一緒にするな!」
クロス「おい、ルーノ……もしかしてコイツがお前の言ってた……」
ルーノ「月刺虐者だ」
虐者「……」
虐者(あの鉄仮面……コイツらが近づいてきたから逃げたのか? 俺の仲間だと思ったんだろうか……あるいは別の理由か……)
レイ「へー……うーんでもよく見ると眼付とかはちょっと違うんだなあ」
クロス「それよりお前、大丈夫か?酷い怪我だな」
虐者「ハッ、こんなものかすり傷だ」
虐者「それにしても、この世界は化け物ばかりだな。各惑星にはびこる怪物共が可愛く見えるくらいの化け物ばかりだ」
クロス「……何かあったのか?」
虐者「ミラが知っていたんだ、どうせお前らも知っているんだろ。鉄仮面の男だ」
クロス「あんた、襲われたのか?」
虐者「まあな」
レイ「うええええ……強い奴相手に辻斬りみたいなことするって本当だったんだ……」
虐者「なんだそりゃ」
レイ「鉄仮面の男。最近アークスの間でも結構有名でさ。調査区域で任務やるだけじゃなくて、次から次へと強いアークスをバッタバッタと倒していくアブネーやつなんだってさ」
虐者「なるほどな、俺が襲われるわけだが……お前は襲われてないのか偽物野郎」
ルーノ「話は聞いたが、まだ会ったことはない。 それからその偽物呼ばわりはやめてくれないか。 俺はお前の真似をしているわけじゃない」
虐者「けっ」
レイ「態度わっるぅ~」
虐者「お前に言われたかないなチビ助」
レイ「なっ……なにぃ~!?この顔面犯罪野郎があ~!」
虐者「ぴーちくぱーちくと小鳥のさえずりみたいにわめきやがって。 チビの癖に角だけはでかいな貴様は! 豆鬼だ豆鬼!」
レイ「ぶっ殺す!」
クロス「それにしても鉄仮面か……ルーノ、お前は特に気を付けた方がいいな。 モロに対象になりそうだからな」
ルーノ「……わかった」
レイ「勝負しろコラァ!ぶちのめしてやるよ!」
虐者「や~~~だよ。お前みたいな雑魚とやって何が楽しいんだ。食後のデザートにもならんわ」
レイ「ふぎいいい!!」
ルーノ「レイ、落ち着け」
レイ「はーーーーなーーーーせーーーー!!」
虐者「ハハハ、無様だ」
レイ「うぎええええええ!!!」
虐者(……鉄仮面の男か。 あまり楽しみに出来る部類の輩ではないな。 どちらかというと面倒なヤツだ)
虐者(何者なんだかな……)
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