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イメチェンしよう!

レイ「……うーん」
レイ「……んー」
レイ「……いや、これはないかなあ」
クロス「……あいつはまた何か企んでやがるな?」
白刃「にしては結構真面目な顔して悩んでますけどね……」
クロス「アイツが真面目に考えることと言ったら金のこととイタズラのことだけだ」
白刃「付き合い一番長い人のセリフなだけに重みがありますね……」
レイ「……」
クロス「……いや、しかし結構真剣だな」
白刃「ですよね?」
クロス「……」

レイ「っ~……」
クロス「何調べてるんだ?」
レイ「え? ああーいや……大したことじゃねえよ」
白刃「珍しくまじめな顔してたから何かなーと思ったんですけどね」
レイ「いやー……あのさ、お前ら好きな色って何?」
クロス「好きな色?」
白刃「……?」
レイ「何色でもいいよ」
クロス「白だ」
白刃「紫です」
レイ「紫はないわ! 白……あーでも白はなあ」
白刃「何の話ですか?」
レイ「……いやあ、髪色変えようかなと思ってさ」
白刃「染めるんですか?」
レイ「うん」
クロス「そのままでいいだろ」
レイ「まあイメチェンってやつよ。 気分転換したいじゃん」
白刃「うーん、気持ちはわからないでもないかも……私も一時期は染めようかなーなんて思ってましたよ」
クロス「ええ!? お前がか」
白刃「そうですけど」
クロス「イメージじゃないな……」
白刃「新しい自分に生まれ変わるってなんか楽しそうじゃないですか」
クロス「そういうもんかね……」
レイ「っつーわけで、なんかある? 全部変えるんじゃなくて一部だけ染めるのもありかなーと思うんだけど」
白刃「あーメッシュですか。 レイさんならその方が似合いそうですね」
レイ「メッシュていうんだ」
クロス「……俺の出る幕はなさそうだな」
レイ「まあこのチームじゃ白刃が一番オシャレに詳しそうだし」
レイ「グラサンにしかこだわりのない顔出しNGマンは仕事行ってきていいぜ」
クロス「お前も行くんだよ! ったく、調べものは構わんが程々で切り上げろよ、まだ午後の仕事が残ってるだろうが」
レイ「はいはーい」
レイ「で、どうだろ? なんかいい色あるかな」
白刃「そうですねー……黄色とか赤みたいな暖色系はちょっとイメージと違うような……」
レイ「あーでも赤ありかも……」
白刃「銀とかどうです?」
レイ「白刃と被っちゃうじゃん」
白刃「メッシュならそんなに気にならないと思いますよ?」
レイ「そうかなー」
レイ「アタシは赤とかいいかなーって思うんだよな」
白刃「結構目立ちそうですね、反対の色だし……まあでも自分がいいと思うのにする方がいいとは思いますよ」
レイ「うん、じゃあ赤にけってーい! ぽちっとな」
白刃「頑張ってくださいね」
レイ「おうよ!」


- 超早朝 = AM 4:30 -

レイ「ククク……クククク!」
レイ(誰もアタシの髪を染めるなんて言ってねえけどなーあ! フフフ……今回はルーノに起きたら髪の毛の色が変わってるドッキリを仕掛けてやるぜ……)
レイ(っつーわけで……お邪魔しまーす)
ルーノ「……zzz」
レイ(ウヒヒヒ、案の定超爆睡して……)
ルーノ「……んー……!」
レイ「ひっ……!?」
ルーノ「んん……ん……川に……つちのこ……」
レイ「?????」

レイ(どんな夢見てんだよ……しかしまあ、よく寝てるみてーだし)
レイ(早速……染めていくかあ、へへへへ!)
レイ「……ちょっと待ってやり方わかんねえな、やべえなんか説明書みたいのある……?」
レイ「あったあった……」

レイ「おーけーーーーい……」
レイ「それじゃ失礼しま……!」
レイ(は、はひいー……めっちゃ髪サラサラ……ああーさらさらさらさら……)
レイ「……ち、違う違う、趣旨が変わっちまう。 そんなことしにきたんじゃねえや……」
レイ(取り敢えず気付かれないうちにガンガン塗ったくってやるぜ……)

レイ「……」
レイ(大分いい感じに……)
ルーノ「……?」
レイ「……ッッッ~!」
ルーノ「…………なにこれ……?」
レイ「……あー、なんでもないよ」
ルーノ「……」
レイ「……」
ルーノ「……んふぅ…………」
ルーノ「……zzz」
レイ(あぶねえええええええええ!!なんでかわかんねえけどバレなかった……!!!!)
レイ(もうそろそろお目覚め時っぽいし限界まで塗りまくるしかねえな……)
レイ(うーん……けどこの辺から先に塗ろうとすると垂れそうだな……布団に付いたら後でめちゃくちゃ怒られそうだし……)
レイ(布巾もってこよ)

レイ(……)
レイ(…………)
レイ(……まだ起きないマンなのぉ?)
ルーノ「……あんに……ふ……」
レイ(相当寝ぼけてんなこりゃ……)

レイ「おし……一先ず完成……! あーとーは……? 10分から20分ほど置いた後塗料を水で落とし、ドライヤーで乾かします」
レイ「水……!? ドライヤー……!?」
レイ「……」
ルーノ「……zzz」
レイ「……いや、いける」

- 20 hungo -

レイ「よーしそろそろ落とすか……」
レイ「起きんなよー……」
ルーノ「……」
レイ「……」
レイ「…………おし、あとは乾かすだけぇ……!」
レイ(弱でも結構うるせえからなあ……頼む、起きないでくれよお)
レイ「いざ……」
ルーノ「……」
レイ「……」
ルーノ「……」
レイ「……ぶふっ……!」
レイ(マジで起きなさすぎだろこいつ……! 笑っちまったじゃねえか……)
レイ「……」
ルーノ「……」
レイ(ワンチャン強でも起きないんじゃね? おりゃ)
ルーノ「……」
レイ(おーいおいマジ)
ルーノ「……ん」
レイ「!!!!!」
ルーノ「……?」
レイ「……」
ルーノ「……」
レイ( 流 石 に 起 き た )
ルーノ「……何してるんだ?」
レイ「お、おはようごじゃります……」
ルーノ「……んんーっ」
レイ「朝だよルーノ、朝……ぷふふ」
ルーノ「何時……」
レイ「5時半5時半」
ルーノ「はや……」
レイ「まあたまには早起きしてさ、いい気分で仕事行こうぜ。 ほら顔洗って顔洗って」
ルーノ「なーんだよ押すなよ……大体なんでレイがこんな早起きなんだ……」
レイ「いーからいーから、はよ洗面!」
ルーノ「ん゛ー……」

ルーノ「ふぁあああ……」
レイ「ルーノ……うふふ、鏡見てみて鏡……ふへ」
ルーノ「ああ……?」
ルーノ「……うわ、なんだ酷い寝ぐせだな……人の髪で遊ぶなよ全く」
レイ「いやそうじゃなくて……色見てみて、髪の色……」
ルーノ「……いろ……?」
ルーノ「……何ぃ!??!」
レイ「ぶぷっ……!」
ルーノ「なんだこれえーっ!!!?!?」
レイ「アハハハハハハハ!! あっはひゃははははひゃはははは!!!」


レイ「どう……ルーノ、イメチェンの感想……」
ルーノ「何がイメチェンだ……絶対ふざけてやっただろ、笑ってたじゃないか」
レイ「あははははは! いやでも、おふざけなしで割と似合ってると思う! 綺麗に染まってるし」
ルーノ「どうでもいいけどこれ戻るのか?」
レイ「ほっといても色なんか抜けてくるから大丈夫だって」
ルーノ「あーびっくりした……」
レイ「あの時のルーノの声! 何ぃ!? って! 思い出しただけでおかしー!」
ルーノ「そういう下らないことにばっかりお金使ってるからすぐなくなるんだぞ」
レイ「へへ、次は誰にどんなドッキリ仕掛けようかな……」
ルーノ(聞いちゃいないな)





クロス「……」
白刃「……」
ミラ「あれ?! る、ルーノ……どうしたんだその、か、髪……!?」
ルーノ「レイに嵌められた」
ミラ「またかあの女は……」
クロス・白刃(あれは自分の髪を染めるって話じゃなかったのか……)
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